インテリア談義vol25 スマート電球「Hue」が我が家にやってきた!
- 2014/01/09
- 23:47
どもども、shoでございます。
散々もったいぶった前回のブログのネタですが、
先日我が家の電球にPhilipsから出ている 「hue」というWIFI搭載LED電球を導入したのでそのレビューをしますね。
Hueとは、スマホで色味と明るさを自由に変えることができる電球。
Hueって何?って方はまず下の紹介動画をごらんあれ。
去年のはじめ、この動画を見てかなり気になっていたんですが、
昨年秋についに日本でもアップルストアで発売されたので早速我が家にも導入しました。
アップルストアでの販売価格は、購入してすぐに使い始められるランプ3つがセットになった
スターターセットが2万6000円、ランプ単体が6980円。
Philips Hue(ヒュー) スターターセット v2 929001156101
自宅にWi-Fiネットワークがあれば、設置は簡単。
ブリッジという機器を無線ルーターにつないで、ランプを設置。
専用の無料アプリをスマホにインストールすれば、
wifi経由でランプの明るさや色光をワイヤレスでコントロールできるってしろものです。
というわけで、早速プリセットのシーンで遊んでみます。
色味がわかりやすいように、一灯だけつけてみます。

左から、(やる気を出す)、(集中する)、(本を読む)、(くつろぐ)モードで、
青白い光からだんだん色温度が下がっているますね。
プリセットだけでなく、自分で色を作ることもできちゃいます。

ちょっと極端ですが、赤とか、紫とか。
きっとこの照明器具をこんな色で光らせてしまっているのは日本広しといえどもshoくらいでしょう(笑)
有料アプリでディスコモードとか(音に合わせて色が変化)もあって
自宅で使うかどうかは別としてかなり楽しげです。
とまぁ、ここまではよくあるステマ記事の内容ですが、
で、実際使ってみてどうなのよ。というところですね。
まず、光の色について
光の色と、人の生活リズムに関する関係は日本でも照明メーカー等によって研究
がされていますが、人と光の関係は
寒色系の明るい光⇒体が覚醒する
暖色系の暗い光⇒落ち着く
という傾向があるようです。
有名なところでは、PANASONICが九州大学と共同で
光の色とサーガディアンリズム(生体リズム)に関する研究を行っていました。
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2012/08/jn120827-1/jn120827-1.html
つまり、午前中は爽やかな青白い(色温度高め)光、午後は暖色系(色温度低め)の光で、
だんだん照度を落とす調光を掛けたところ、そうしない場合に比べて安眠できることが明らかになったと。
これは最近の研究なのですが、実は50年以上も前に、
夜の光にふさわしい色を求めて照明器具を作っていたデザイナーがデンマークにいたんですよね、
そう、shoがもはや崇拝しているといっても過言ではないルイスポールセンの
創生期に活躍した建築家「ポール・ヘニングセン」その人でした。
彼は1958年11月のスウェーデンの新聞に以下のように書き綴っていました。
「…夜を昼に変えることなど不可能だ。私たちは24時間周期のリズムで生きており、
人間は爽やかな昼の光から温かみのある夕暮れへの光の移ろいに、ゆっくり順応するように
できているのだ。家庭での人工照明はいうなれば、黄昏どきの光の状態と調和すべきであり、
それは、黄昏特有の温かみのある色の光を使うことによって実現可能だ。—」と
彼はその自らが求める光を同年に発表したPH5ランプによってすでに実現していました。

画像はhttp://www.stardustmoderndesign.comより拝借
白熱電球が発する可視光線のうち、人の目の感度が最も高い黄・緑色の光線を弱め、
感度が低くなる赤・青の色域の光を強調するという意図に基づき、ランプの内部、
2枚の小さな反射板、そして下面カバーが赤と青に彩色されました。
同時に、この2色による彩色は、昼が夜に移ろっていく薄明かりの夕刻、1日のうちで
もっとも美しい光が降り注ぐ時間帯を過ごすにふさわしい人工照明として、
「温かみと爽やかさを併せ持つ赤紫のトーン」の光を生み出そうとした彼の意図でもあります。
おおっと、話が大きく脱線しましたね。
つまり、Hueを使うことでいままで家庭用の照明ではできなかった、光の色温度と強さを時間軸に沿って調光する、
なんて使い方も出来るようになるわけです。
sho的には、これが一番やりたかったことなんですよね。
もう一点、撮影用の照明としてもかなり使えそうです。
白バックに変化を付けたいとかいうときに、背景にライトを当てることで何色ものパターンを作ったり、
午前中や夕方の光を作りこんで、時間の感覚を再現してみたり、
展示用の作品を作りこむ時に、作業場と展示場所の光の色温度をあわせてクオリティをあげることも出来ますね。
スタジオフォトグラファーとかにも重宝されそうです。
次に、外からでも点滅制御が出来るという機能。
考えられるメリットは
→長期外出時に防犯用として
これは家を空けていることが多いshoとしてはかなりうれしい機能。
→消し忘れ対策に
急いで家を出た時など、外から照明を消す操作ができる。
はい次、タイマー機能。じゃんじゃん行きます。
朝起きる時間に、寝室の照明が点灯するようにセットしておけば光と音で起きる、なんてこともできます。
実際これは毎朝使っていますが、目が覚めて部屋が明るいと、一瞬ハッとします。
たしかに寝起きは良くなったかも、なんて思っていますが。
逆に夜寝る時にも、決まった時間に電気を消す、なんてこともできます。
毎日寝る時間が同じ人は使いやすそうですね、
shoは寝るときには明かりを全部消したい人なので、あまり、メリットを感じませんが…^^;
でも決まった時間、というのはちょっとなぁと思うので、
欲を言えばどの瞬間からでもボタン一つでディマーしてくれるカウントダウンタイマー
のようなものがあるとうれしいなとか思いました。
そして、個人的に一番使いでがあったのがジオフェンス機能です。
これは、スマホのGPSを使って、外出時にOFF,帰宅時にONを自動で行ってくれるという機能で、
一人暮らしのshoはいつも真っ暗な家に帰っていた訳ですがこの機能のおかげで
明るい部屋に帰ることができるようになりました。
ただ、ちょっと使い方にコツがあって、
ずっとアプリをバックグラウンド状態にしておかないとGPSを追いかけてくれないので、
うっかり、アプリを閉じたまま動いていると、 オンしてくれない場合が多々あります。
かといって、ずっとアプリをバックグラウンド状態にしておくと、ずっとGPSで追っかけているので
消費電力が気になります。なので shoは、ちょっと出のときはアプリをつけたままにして、
遠出の時は、家に近づく前にアプリを立ち上げるようにしてジオフェンス機能を使えるようにしています。
全体の所感としては、いくつか気になることも。
多分、ブリッジの仕様なんでしょうが、タイマーやジオフェンス機能などが
シーンごとに設定する必要があるのが使い勝手としては少し気になるところ。
このタイミングで付くのは、この色!という使い方なんだと思いますが、使用す
る照明の数が変わる場合なんかに指定した照明だけしか反映されなく、
指定しなかった他の照明をいちいちを消す必要があるのは少しマイナスポイント。
この辺は、プログラミングをするつもりで一日やシーンごとの光をセットアップ
してしまえばいいことだと思いますが、次回バージョンアップではも
う少し直感的に切り替えられるような仕様として欲しいなというところです。
しかし、総合得点から見たら些細なマイナスポイントでしかないですが。
これを使いこなすことでこんな未来が待っているかも。
・朝。心地よい青系の光で目覚める。
・電気を消さずに家をでる。
・玄関を出て少し歩いたら、アプリから電源オフ通知が。
・仕事を終え、家路につくと、明るい部屋が見えてくる。おや?親でもきてるのかな?と思いドアを開ける。
誰もいない。そっか、うちはスマート電球だったっけ。と思い出す。
・夜は暖色系の暗めの明かりで、コーヒーと共にリラックスタイム。
・そろそろ寝る時間。ここちよい光の中でウトウト眠りにつくも、時間になれば勝手に電気が消えてくれる。
→そしてまた朝へ。
照明の概念を変える新しい明かり。
光を変えることで、生活が一歩先に進んだ感が出てきますね。
まさに、スマートライフがここに実現する訳ですね。
みなさまも是非お試しあれ。
散々もったいぶった前回のブログのネタですが、
先日我が家の電球にPhilipsから出ている 「hue」というWIFI搭載LED電球を導入したのでそのレビューをしますね。
Hueとは、スマホで色味と明るさを自由に変えることができる電球。
Hueって何?って方はまず下の紹介動画をごらんあれ。
去年のはじめ、この動画を見てかなり気になっていたんですが、
昨年秋についに日本でもアップルストアで発売されたので早速我が家にも導入しました。
アップルストアでの販売価格は、購入してすぐに使い始められるランプ3つがセットになった
スターターセットが2万6000円、ランプ単体が6980円。
Philips Hue(ヒュー) スターターセット v2 929001156101
自宅にWi-Fiネットワークがあれば、設置は簡単。
ブリッジという機器を無線ルーターにつないで、ランプを設置。
専用の無料アプリをスマホにインストールすれば、
wifi経由でランプの明るさや色光をワイヤレスでコントロールできるってしろものです。
というわけで、早速プリセットのシーンで遊んでみます。
色味がわかりやすいように、一灯だけつけてみます。

左から、(やる気を出す)、(集中する)、(本を読む)、(くつろぐ)モードで、
青白い光からだんだん色温度が下がっているますね。
プリセットだけでなく、自分で色を作ることもできちゃいます。

ちょっと極端ですが、赤とか、紫とか。
きっとこの照明器具をこんな色で光らせてしまっているのは日本広しといえどもshoくらいでしょう(笑)
有料アプリでディスコモードとか(音に合わせて色が変化)もあって
自宅で使うかどうかは別としてかなり楽しげです。
とまぁ、ここまではよくあるステマ記事の内容ですが、
で、実際使ってみてどうなのよ。というところですね。
まず、光の色について
光の色と、人の生活リズムに関する関係は日本でも照明メーカー等によって研究
がされていますが、人と光の関係は
寒色系の明るい光⇒体が覚醒する
暖色系の暗い光⇒落ち着く
という傾向があるようです。
有名なところでは、PANASONICが九州大学と共同で
光の色とサーガディアンリズム(生体リズム)に関する研究を行っていました。
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2012/08/jn120827-1/jn120827-1.html
つまり、午前中は爽やかな青白い(色温度高め)光、午後は暖色系(色温度低め)の光で、
だんだん照度を落とす調光を掛けたところ、そうしない場合に比べて安眠できることが明らかになったと。
これは最近の研究なのですが、実は50年以上も前に、
夜の光にふさわしい色を求めて照明器具を作っていたデザイナーがデンマークにいたんですよね、
そう、shoがもはや崇拝しているといっても過言ではないルイスポールセンの
創生期に活躍した建築家「ポール・ヘニングセン」その人でした。
彼は1958年11月のスウェーデンの新聞に以下のように書き綴っていました。
「…夜を昼に変えることなど不可能だ。私たちは24時間周期のリズムで生きており、
人間は爽やかな昼の光から温かみのある夕暮れへの光の移ろいに、ゆっくり順応するように
できているのだ。家庭での人工照明はいうなれば、黄昏どきの光の状態と調和すべきであり、
それは、黄昏特有の温かみのある色の光を使うことによって実現可能だ。—」と
彼はその自らが求める光を同年に発表したPH5ランプによってすでに実現していました。

画像はhttp://www.stardustmoderndesign.comより拝借
白熱電球が発する可視光線のうち、人の目の感度が最も高い黄・緑色の光線を弱め、
感度が低くなる赤・青の色域の光を強調するという意図に基づき、ランプの内部、
2枚の小さな反射板、そして下面カバーが赤と青に彩色されました。
同時に、この2色による彩色は、昼が夜に移ろっていく薄明かりの夕刻、1日のうちで
もっとも美しい光が降り注ぐ時間帯を過ごすにふさわしい人工照明として、
「温かみと爽やかさを併せ持つ赤紫のトーン」の光を生み出そうとした彼の意図でもあります。
おおっと、話が大きく脱線しましたね。
つまり、Hueを使うことでいままで家庭用の照明ではできなかった、光の色温度と強さを時間軸に沿って調光する、
なんて使い方も出来るようになるわけです。
sho的には、これが一番やりたかったことなんですよね。
もう一点、撮影用の照明としてもかなり使えそうです。
白バックに変化を付けたいとかいうときに、背景にライトを当てることで何色ものパターンを作ったり、
午前中や夕方の光を作りこんで、時間の感覚を再現してみたり、
展示用の作品を作りこむ時に、作業場と展示場所の光の色温度をあわせてクオリティをあげることも出来ますね。
スタジオフォトグラファーとかにも重宝されそうです。
次に、外からでも点滅制御が出来るという機能。
考えられるメリットは
→長期外出時に防犯用として
これは家を空けていることが多いshoとしてはかなりうれしい機能。
→消し忘れ対策に
急いで家を出た時など、外から照明を消す操作ができる。
はい次、タイマー機能。じゃんじゃん行きます。
朝起きる時間に、寝室の照明が点灯するようにセットしておけば光と音で起きる、なんてこともできます。
実際これは毎朝使っていますが、目が覚めて部屋が明るいと、一瞬ハッとします。
たしかに寝起きは良くなったかも、なんて思っていますが。
逆に夜寝る時にも、決まった時間に電気を消す、なんてこともできます。
毎日寝る時間が同じ人は使いやすそうですね、
shoは寝るときには明かりを全部消したい人なので、あまり、メリットを感じませんが…^^;
でも決まった時間、というのはちょっとなぁと思うので、
欲を言えばどの瞬間からでもボタン一つでディマーしてくれるカウントダウンタイマー
のようなものがあるとうれしいなとか思いました。
そして、個人的に一番使いでがあったのがジオフェンス機能です。
これは、スマホのGPSを使って、外出時にOFF,帰宅時にONを自動で行ってくれるという機能で、
一人暮らしのshoはいつも真っ暗な家に帰っていた訳ですがこの機能のおかげで
明るい部屋に帰ることができるようになりました。
ただ、ちょっと使い方にコツがあって、
ずっとアプリをバックグラウンド状態にしておかないとGPSを追いかけてくれないので、
うっかり、アプリを閉じたまま動いていると、 オンしてくれない場合が多々あります。
かといって、ずっとアプリをバックグラウンド状態にしておくと、ずっとGPSで追っかけているので
消費電力が気になります。なので shoは、ちょっと出のときはアプリをつけたままにして、
遠出の時は、家に近づく前にアプリを立ち上げるようにしてジオフェンス機能を使えるようにしています。
全体の所感としては、いくつか気になることも。
多分、ブリッジの仕様なんでしょうが、タイマーやジオフェンス機能などが
シーンごとに設定する必要があるのが使い勝手としては少し気になるところ。
このタイミングで付くのは、この色!という使い方なんだと思いますが、使用す
る照明の数が変わる場合なんかに指定した照明だけしか反映されなく、
指定しなかった他の照明をいちいちを消す必要があるのは少しマイナスポイント。
この辺は、プログラミングをするつもりで一日やシーンごとの光をセットアップ
してしまえばいいことだと思いますが、次回バージョンアップではも
う少し直感的に切り替えられるような仕様として欲しいなというところです。
しかし、総合得点から見たら些細なマイナスポイントでしかないですが。
これを使いこなすことでこんな未来が待っているかも。
・朝。心地よい青系の光で目覚める。
・電気を消さずに家をでる。
・玄関を出て少し歩いたら、アプリから電源オフ通知が。
・仕事を終え、家路につくと、明るい部屋が見えてくる。おや?親でもきてるのかな?と思いドアを開ける。
誰もいない。そっか、うちはスマート電球だったっけ。と思い出す。
・夜は暖色系の暗めの明かりで、コーヒーと共にリラックスタイム。
・そろそろ寝る時間。ここちよい光の中でウトウト眠りにつくも、時間になれば勝手に電気が消えてくれる。
→そしてまた朝へ。
照明の概念を変える新しい明かり。
光を変えることで、生活が一歩先に進んだ感が出てきますね。
まさに、スマートライフがここに実現する訳ですね。
みなさまも是非お試しあれ。
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- テーマ:エレクトロニクス・家電製品
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- カテゴリ:インテリア
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